頭と尻尾はくれてやれ

投稿者: | 2021年5月15日

相場の底(頭)と天井(尻尾)は読めないので、無理に狙いにいことせず、その分の利益が取れないことは受け入れるべしという格言。

底だと思って買った後、さらに下がるケースもよくあるため、底から上昇トレンドに変わったことを確認してから買いに入ることが重要である。
同様にまだ天井ではないと思っても、そこからもう上がらないこともよくあり、一方で天井と思ったところからさらに上がるケースもよくあるため、天井から下落トレンドに入ったら売りに入ることが重要である。
この場合は下落トレンドが見えているのにまだ上がると思って持ち続けても、利益が食い潰されるだけとなってしまう。

底から買いに入るまでの期間の上昇分、天井から売りに入るまでの下落分の利益は取りこぼすこととなりますが、「頭と尻尾はくれてやれ」ということで受け入れる。

私の意見となりますが、売りのタイミングとして持っているのが心理的に辛くなったならば無理せず利確してしまう方が良いと考えています。その後大きく上がってしまい後悔することもあると思いますが、自分が心理的に耐えられる範囲で投資をする方が、結果的には利益になると思っています。投資を続けるうちに、心理面でも成長することでしょう。